We Are Design Team Of Truss Building. 私たちは、トラス建築の設計チームです
product
木造平行弦トラス
「PC2T BEAM(パクトビーム)」とは?
近年、中大規模木造建築物向けの新たな工法や技術革新が進められる中、プレカットや金物工法のノウハウを生かして開発された「パクトビーム」。大スパンの多層階を実現させると同時に加工性・輸送性・施工性等にも配慮、かつコストパフォーマンスの良さも兼ね備えた新しい木造平行弦トラスシステムです。
「TEAM PC2T(チームパクト)」は、下記3社で構成されるオリジナルトラス開発グループです。
- 佐藤木材工業株式会社 <北海道>
- 株式会社篠原商店 <東京>
- 株式会社タツミ <新潟>
コンサルタント/ウッドハブ合同会社 <新潟>
構造計画、構造設計、確認申請補佐、プレカット加工、現場指導まで
ワンストップでご提案いたします。
- 評定取得により様々な設計に対応
- 床梁のように使用できる平行弦トラス
- プレカットインフラに対応した簡易な加工形状
- 現場組みができ、配送コストを削減
- トラス組立時間が早く、施工性が高い
- 流通材が使用できる
- 大断面材等を必要としない
- TEC-ONE※1、TEC-ONEP3+※2との併用も可能 ※1、※2 株式会社タツミのオリジナル商品
product info
製品情報
●金属部品(ジョイント)
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PJ-1
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PJ-2
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PJ-3
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PJ-4
●評定書(抜粋)
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example plan
PC2T BEAM 使用例
●金属部品(ジョイント)
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PJ-1
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PJ-2
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PJ-3
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PJ-4
●評定書(抜粋)
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●姿図
●PC2T BEAM 採用事例
●併用事例(PC2T BEAMとTECONE P3+の併用)断面図
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process
施工手順
●施工手順
パクトビーム組立要領
- a)パクトビームの組み立ては地組を原則とする。
- b)リン木等を用いてパクトビームが水平に組み立てられるように地組スペースを準備する。
- c)予め接合金物が取り付けられた集成材を次の手順で組み立て、上弦材の通直を確認する。
-
手順:1
-
手順:2
-
手順:3
-
手順:4
-
手順:5
-
手順:6
※注意:部材(束)の柱頭部はホゾパイプ納まりのため、他の束同様にスライドして納めることはできません。
上弦材に束を取り付けた後、PJ-4のドリフトピンの打ち込みを行う。 -
手順:7
-
手順:8
-
手順:9
-
手順:10
-
手順:11
d)斜材取り付け
- ①合番を確認し、斜材を専用ボルトで取り付ける。
- ②取り付けは斜材の軸材芯とPJ金物のガセットプレート芯が合う向きに取り付ける。
- ③斜材を取り付けるボルトは手締めとする。
e)斜材緩み取り、むくり量の調整
- ①全ての部材の取り付けが完了したらターンバックルを調整し、片手締めで回らなくなる程度まで締め斜材の緩みを取る。締め付けは作業員ごとのバラツキを無くすために、各パクトビームにおいて同一の作業者が行う。
- ②締め付けは、トラス中央部側からA→B→C順に締め付ける。
-
③締め付け後、トラス上部に水糸を張りむくり量を確認する。
・むくり範囲:トラススパンに対し1/2000〜1/2500範囲内に納める。
・むくり目安量:
スパン 6370 → むくり 3.0〜2.5mm
スパン 7280 → むくり 3.5〜3.0mm
スパン 8190 → むくり 4.0〜3.3mm
スパン 9100 → むくり4.5〜3.5mm
スパン 10010 → むくり 5.0〜4.0mm
スパン 11830 → むくり 6.0〜4.5mm
- ④むくり量が目標値に至らない場合、両手締めまたは工具等を用いて目標値に至るまで追締めを行う。締め付け順は②と同様の順に締め付ける。
- ⑤むくり量が目標値を超えた場合、斜材を張り過ぎている恐れがあるため、トラス端部側からC→B→A順に緩め、再度調整を行う。締め付け順は②と同様の順に締め付ける。
- ⑥むくりを確認できたら、斜材を取り付けるボルトを締める。
-
吊り起こしの注意点
地組を終えたフレームを吊り起こす際、ナイロンスリングを使用すること。クランプの使用は禁じる。
施工管理
- a)本評価申請者はパクトビームの組み立てを行う者に施工技術者講習を実施し技術者を養成する。
- b)技術者は正しい知識と責任において技術者を任命し、施工は技術者が中心になって行う。
- c)搬入された部材および金物は変形や変質が無いよう保管する。
- d)トラスの吊り込みは組立確認が確実に行われた後に行わなければならない。
- e)技術者は組立完了後に正しく施工されていることを確認し、施工管理書類を作成し監督員に提出する。
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●施工手順
パクトビーム組立要領
- a)パクトビームの組み立ては地組を原則とする。
- b)リン木等を用いてパクトビームが水平に組み立てられるように地組スペースを準備する。
- c)予め接合金物が取り付けられた集成材を次の手順で組み立て、上弦材の通直を確認する。
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手順:1
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手順:2
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手順:3
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手順:4
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手順:5
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手順:6
※注意:部材(束)の柱頭部はホゾパイプ納まりのため、他の束同様にスライドして納めることはできません。
上弦材に束を取り付けた後、PJ-4のドリフトピンの打ち込みを行う。 -
手順:7
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手順:8
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手順:9
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手順:10
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手順:11
d)斜材取り付け
- ①合番を確認し、斜材を専用ボルトで取り付ける。
- ②取り付けは斜材の軸材芯とPJ金物のガセットプレート芯が合う向きに取り付ける。
- ③斜材を取り付けるボルトは手締めとする。
e)斜材緩み取り、むくり量の調整
- ①全ての部材の取り付けが完了したらターンバックルを調整し、片手締めで回らなくなる程度まで締め斜材の緩みを取る。締め付けは作業員ごとのバラツキを無くすために、各パクトビームにおいて同一の作業者が行う。
- ②締め付けは、トラス中央部側からA→B→C順に締め付ける。
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③締め付け後、トラス上部に水糸を張りむくり量を確認する。
・むくり範囲:トラススパンに対し1/2000〜1/2500範囲内に納める。
・むくり目安量:スパン 6370 → むくり 3.0〜2.5mm
スパン 7280 → むくり 3.5〜3.0mm
スパン 8190 → むくり 4.0〜3.3mm
スパン 9100 → むくり4.5〜3.5mm
スパン 10010 → むくり 5.0〜4.0mm
スパン 11830 → むくり 6.0〜4.5mm
- ④むくり量が目標値に至らない場合、両手締めまたは工具等を用いて目標値に至るまで追締めを行う。締め付け順は②と同様の順に締め付ける。
- ⑤むくり量が目標値を超えた場合、斜材を張り過ぎている恐れがあるため、トラス端部側からC→B→A順に緩め、再度調整を行う。締め付け順は②と同様の順に締め付ける。
- ⑥むくりを確認できたら、斜材を取り付けるボルトを締める。
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吊り起こしの注意点
地組を終えたフレームを吊り起こす際、ナイロンスリングを使用すること。クランプの使用は禁じる。
施工管理
- a)本評価申請者はパクトビームの組み立てを行う者に施工技術者講習を実施し技術者を養成する。
- b)技術者は正しい知識と責任において技術者を任命し、施工は技術者が中心になって行う。
- c)搬入された部材および金物は変形や変質が無いよう保管する。
- d)トラスの吊り込みは組立確認が確実に行われた後に行わなければならない。
- e)技術者は組立完了後に正しく施工されていることを確認し、施工管理書類を作成し監督員に提出する。
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flow
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その地域のTEAMメンバー、及びホームページよりご依頼いただけます。
>お問い合わせはこちら -
平面、立面、矩形図などご準備いただき、当方の物件情報シートの内容にご回答いただきます。
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お客様から頂いた図面や情報を基に、木造で可能な建築物か、また木造にした場合のご提案をさせていただきます。
-
ラフプランチェックを基にお客様に木造でのプランを再検討いただき、構造計画を行い、お見積りをいたします。軽微な変更を除き1プランごとに費用が発生します。
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構造計画を基に、構造計算、トラス解析を行い、設計図書を作成します。構造(解析)設計図書のお渡しの際に費用が発生します。また、確認申請時に構造に関するお問合せに対応いたします。
-
プレカット材工、金物、配送費等のお見積りをいたします。
-
プレカット伏図、加工内容、金物、配送場所、納期等の内容をご確認の上、ご発注いただきます。
-
当物件の施工者が現場での作業手順、確認事項等をスムーズに行えるよう施行講習を受講いただきます。受講後、「施工技術者証」を発行します。
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納品後、金物取付指導やトラスの組立指導も必要に応じて行います。
about
「TEAM PC2T(チームパクト)」は、プレカットや金物工法のノウハウを生かした
オリジナルトラス開発グループです。
私たちは主として木造トラスの規格化を目的とし、中大規模木造建築物の発展に寄与していくことを目標に結成いたしました。
また、私たちは中大規模木造建築物の構造計画〜加工〜現場指導までワンストップでご提案できる機能を有し、設計事務所などの木構造をご検討されている皆様と施工者までのHUB的な役割としてもご利用いただけます。
さらに、この度プレカット工場を所有するメンバーがプレカット加工や金物工法のノウハウを生かし、木造平行弦トラスシステム「PC2T BEAM」を開発し、構造評定を取得いたしました。是非、中大規模木造建築をご検討される際にはTEAM PC2Tにご用命ください。
佐藤木材工業株式会社 <北海道>
モク構造設計室
〒059-1374 北海道苫小牧市晴海町26番7号
TEL.0144-53-7800
FAX.0144-53-0310
http://www.sato-mokuzai.com
株式会社タツミ <新潟>
〒954-0087 新潟県見附市芝野町1232-1
TEL.0258-66-5515
FAX.0258-66-7007
http://www.tatsumi-web.com
株式会社篠原商店 <東京>
キダテ一級建築士事務所
〒177-0042東京都練馬区下石神井5-13-2
TEL.03-5923-7780
FAX.03-5923-7781
http://www.shinoharashoten.com
contact
ご依頼、ご相談など下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。